危篤の父のもとに駆けつけたロザミア伯爵ホークは、父の命令を聞いて仰天する。

捜査実績で同期に水をあけられた警視庁捜査二課の西澤は、所属する第三知能犯捜査係に伝わる“伝統的捜査手法”で犯人に迫る。

加奈美は誘拐され、ある部屋に閉じ込められた。

女刑事の理恩には問題が多い。減らず口を叩いたり、食い意地が張っていたり、すぐ迷子になったり。

傍若無人な探偵に殺人事件の調査を命じられた助手・礼子は亜細山へと向かう。

イギリス田園地方の大聖堂の町ラファトン。

いなくなった若い娘は醜い容姿に悩み、怪しげなセラピーにのめりこんでいたという。

女がひとり、必死に生きてきたその証。

最後の最後まで結末が分からない、哀感漂う傑作推理小説! 東京の片隅、あるアパートの一室で身寄りのない男が死んだ。

緊迫感。予期せぬ結末。

先読み不能! 慟哭、驚愕のラストが待ち受ける、本格警察小説の誕生! 母子殺害事件発生。

東海道は大磯の宿から平塚へ向かう道中を田舎くさいが懐具合のよさそうな旅装の若者がのんびり歩いている。

中年男性が通勤途中行方不明になり、3カ月後凍った湖で見つかった。凶器は魚をさばくナイフ。

渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門のもとを訪れた。

渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門のもとを訪れた。

警視庁捜査一課の日下刑事に、「『あずさ7号』で一緒に松本まで行った、と証言してほしい」と依頼した元恋人の川井けい子が絞殺される。

離婚届に判を押しアパートに帰った晩、信彦はひとりで「離婚式」を敢行。ビールでぐでんぐでんに酔っ払っていた。

劣化する感性を粉砕する、破壊力抜群の傑作長編! こいつを潰すのは俺の使命。俺の勇気。

謎の美女、猩子が営む日記堂。山奥に佇むこの店では、人に読ませる目的で書いたのではない「本当の日記」を売っている。

当代随一の本格ミステリの名手たちが厳選した読みごたえ満点の力作を一挙収録。

欧米に続き、秋葉原駅前の銀行ATMもハッキング攻撃を受け、不正に多額の金が引き出された。

「ファンシーカラーダイヤを委託なさってみませんか?」相田宝飾店のネットショップで呼びかけたところ、若くて綺麗な女性が、レッドダイヤやブルーダイヤのリングなどを持ち込んだ。

伊勢の鄙びた村から秘宝の鮑真珠を持参していた神職が、不審な墜落死を遂げる。

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。

雨は、哀しい過去を思い出させる。

29歳の葉太はある目的のためにニューヨークを訪れる。

この町でその男の名を知らぬものはいなかった。レイグル・ガム。

信長でも秀吉でもなく、家康こそが天下人たりえた理由とは―。

映画監督になる夢破れ、故郷を飛び出した青年・門川は、アパート管理のバイトをしていた。

日本政府に突きつけられた驚愕の要求―。「元副総理の孫を誘拐した。

シングルマザーの看護師ソフィーは、交通事故の患者エクトルと出会った。

組合員が奇怪な手口で次々と惨殺され、さらにはマクノートン社が政府にも黙って進めていた宇宙飛行実験の事実が明らかになると、市民の社への反感はかぎりなく高まった。

ときは1919年。驚異の技術力を誇るマクノートン社の介入で大戦が回避された世界。

真冬の猛吹雪の日。スザンヌの営むカフェの裏手の森で、悲劇は起こった。

高校一年の夏休み、仲石七果はクラスメイトから渡された自殺までの課題付きカレンダーを持って、自転車で旅に出た。

やっちまったーーーー女優をめざす新倉帆乃歌は大事な時に今日もお寝坊さん。

【北欧発 好評シリーズ第二弾】サンドハムン島の観光シーズンを盛り上げる、恒例の外洋ヨットレース。

第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞2作品のうち1作。選考委員、絶賛の話題作です。

東北新幹線「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」で殺人事件が発生! 事件の裏に隠された陰謀とは――十津川警部が真相に迫る!

アイデンティティを追い求める“患者"と“精神分析医"の話を盗み聞きする、大学教授の“私"。

「二十三年も前、余がまいた種の芽を摘み採ってきてほしい」。影御用を務めてきた夏目影二郎に新たなる命が下る。

「生きて、生きて、生きぬくんや!」1995年、神戸市長田区。

吉宗の寵愛を受ける竹姫は、武運長久を祈願するため深川八幡宮に詣でることとなった。

江戸市井に住まう謎の浪人・新見左近。

大阪の港町で居酒屋を経営する藤太の元へ、中学の同級生・秋雄が少女ほづみを連れてきた。

この不祥事が表沙汰になれば辞職しなければならない!私立高校の美人校長から依頼をうけた速水涼次は、学園内で起きた女子高生盗撮騒動の調査を開始する。

人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。

先の大戦中、赤化華族の疑いをかけられ獄死したはずの祖父・清康が生きている。

雨が上がった多摩湖畔で死体が発見される。都心に事務所を構える商事会社の社長だった。

転落死した男は、勤務先でかけられた横領の疑いを苦にして自殺したと思われていた。

山崎動物病院は、病院に来られないペットのための往診もしてくれる、町で人気のクリニックだ。

元警察官僚の岬剣一郎は、更生保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。

東京、名古屋の中間に位置する大浜市には、出稼ぎで訪れた多くの日系ブラジル人が暮らし、独自の生活文化をつくっていた。

家族をテーマに描いた6篇を収録。

1950年、ブエノス・アイレス。ファシズムに心酔する大統領は、元ナチを大量に受け容れていた。

被生活保護者を担当するケースワーカーとして、大津市役所に勤める石坂壮馬。

男と一度も付き合ったことのないまま40歳を迎えた聡美は、突然、20年働いた会社からリストラを言い渡される。

学園に秘められた「七不思議」の秘密に挑む新聞部の3人。しかし彼らに近づいてきた女生徒が失踪し……。

幽霊が借金を返した!? できた娘が失踪!? おでん屋こはるが数々の怪事件を見事解決。

人気を博した連続テレビドラマ「チーム・バチスタ」シリーズが、ついに映画化決定! 『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した、ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』から続く、田口&白鳥シリーズ最終巻! 大人気の医療エンターテインメント、いよいよ完結。

映画化された大人気の音楽ミステリー『さよならドビュッシー』シリーズ最新刊です! 難聴をかかえながらも、世界的なピアノ演奏コンクール、ショパン・コンクールに出場するため、ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。

世界で最後に生き残った象“ビヒモス”が逃げだし、人々を襲った。

西尾維新が書き上げた、3編5通り―計15編の小説世界!

わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。

自分たちの都合のいいようにルールを決め、今なお世界の覇者気取りで澄ましているアメリカを、僕は心の底から軽蔑している。

奈良の由緒ある尼寺・尊宮寺の養女として迎えられた櫻香は、尼僧・妙蓮たちに大切に育てられた。

「何しに来たんだ、俺は?」伝説の大金持と言われている坂西家へ泥棒に入った淳一だったが、その夜はツイてなかった。

渋谷猿楽町署内で奇妙な事件が発生。

デパートに勤める鈴木佐恵子は、一人息子が起こした交通事故で、息子の就職内定が取り消されないか気が気でない。

人気絶頂の少女アイドルグループ“スターダスト20”。

書物シリーズ完結! 「この髪の銀にかけて、彼を破滅させる責務があるのです」 明かされる宿敵・書物偽造師(ミスター・クラウン)との因縁。

天明四年三月、増改築の済んだ小梅村の尚武館道場に、旅塵にまみれた老武芸者が現れ、坂崎磐音との勝負を願い出た。

一人息子の伊与太が、修業していた絵師の家から逃げ帰ってきた。しかし顔には大きな青痣がある。

妻子ある勤務医が殺害された。第一発見者は、不倫相手だった娘。

「五二物(質草)」に紛れ込んだ幻の宝石―シン、ヒロ、ケイタの三人は、その石があるという高級質店「K」に忍び込み、一儲けしようと企む。

アイドル歌手チェリーはドラッグ漬け。

震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、“禁断の原発政策”に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。

父は虎になった。幼いぼくと母を残して。

10年前に右京がロンドンで知り合った女性が最期に漏らした不吉な言葉。